2022-05-27から1日間の記事一覧

セーラー服、ときどきエプロン

変質者向けかな? 4ページで断念。

狂気炸裂。復讐するは我にあり - デッド・オア・リベンジ

それでもファニーゲームよりはだいぶ良心的な映画かな。 どこの映画と思ったらジーョジアと書かれているじゃないか。ジョージア? 缶コーヒー? アメリカの州? で、グルジアときけばああ、と思う。ソビエトの一部から独立した国らしい。 仲良し三人組。一番…

このキャッチーさはなんだろう - テルマ&ルイーズ

有名すぎて永らくパスしていた作品。昔から頻繁にきくタイトルだったけど、なるほどこりゃ名作だ。クソほど面白い。何が面白いってのかはちゃんと説明できないが。 ストーリーの骨子、展開、会話にもこれといって際立ったものは感じられない。登場人物の外見…

Mr.ビーン カンヌで大迷惑?!

旅映画。通しで観るのは5回目くらいかな。家族と一緒に観られるコメディって意外と少ない。お色気や下ネタが入ると空間がヒャド食らったみたいになるから。Mr.ビーンは鉄板。TV版も年代関係なく楽しめる。 このシーンというかギャグはTV版でもあった 作中、…

いかれた殺人狂が7人 - セブン・サイコパス

全体通して小話風のエピソード多め。メタっぽい部分があったりシュルレアリスムの影響を受けてるのかもしれない。 主役はサイコパスが出てくる映画の脚本を友達の協力を得て書こうとしているが、あれよあれよと本当にサイコパスに囲まれた状況になる。メイン…

青春残酷物語 - 映画 レスザンゼロ

原作は主人公クレイの視点で、人とのすれ違いや違和感を現在進行形の渇いた文体で綴った作品だった。享楽と退屈の狭間にいる十代の生態を描いたのは映画も同じだが、よりわかりやすくドラマチックに見せるためか、キャラクターの造型からラストまでかなり改…

米板こっくりさんホラー - 呪い襲い殺す

例によって呼び出した霊は悪霊でした、という展開。国や宗教観、死生観が違えど死者とのコンタクトは必ず失敗するのだった。

バス男よりも酷い邦題だな - カリーナ、恋人の妹

命名者や宣伝担当者は窓から飛び降りてもいい。 原題は酸、英語の題もACID。しかし邦題は カリーナ、恋人の妹 煽りもエロ客を取り込もうとした低レベルなもので、 お姉ちゃんよりも愛して、私を―― といった具合。 たしかに 酸 というタイトルは宣伝しにくい…

ドッグイートドッグ

典型的な原作強姦作。派手な強盗犯罪劇を描くのにお爺ちゃんたちをキャスティングした時点で失敗は必然か。原作は30代前半で10代から続く友情が描かれているというのに。なぜ、ニコラス・ケイジとウィレム・デフォー? ちなみに2人とも好きな俳優ではあるが…

西欧が作ったシステムに搾取され続けるエチオピアのコーヒー農家の待遇改善を訴えるドキュメンタリー - おいしいコーヒーの真実

通常、この手のドキュメンタリーは作り手側に都合のいい絵と数字を見せつける場合が多いので話半分としてみる必要があるが、それにしても悲惨な現実だ。農家が出荷するコーヒーの実がアホほど安く買い叩かれ、エンドユーザーの手元に届くまでに6回の中間業者…

星の王子ニューヨークへ行くの独裁者バージョン - ディクテーター 身元不明でニューヨーク

カダフィが殺された翌年に公開されたのは偶然なんだろうか? カダフィをモチーフにした中東の架空の国の独裁者が国連に呼ばれてニューヨークへ行くが、民主化と油田の利権を狙う身内に裏切られて影武者にとってかわられる。しかし、そこで知り合った……といっ…

R.I.P 竹内結子 - 残穢 - 住んではいけない部屋-

古典怪談。またかよ的な話ではあるけれどリング以降のジャパニーズホラーの方程式を存分に活かしたよくできた作品。が、幽霊のCGと音響がイマイチだったのは残念。やたら安っぽかったもんなあ。Vシネマならともかく、なんであのサウンドでゴーサインがでるん…

猫パンチよ永遠なれ……ほろ苦すぎるヒューマンドラマ - レスラー

ボクシングとプロレスの違いはあれど、ミッキーローク自身の人生と重ねてしまうのはしょーがない。陽気なLAメタルに乗せてアッパーに始まるものの、人生どん詰まりかけた四面楚歌な日常が残酷に描かれていく。ロートルレスラー、スーパーでバイト、家賃払え…

美女の妄想と発狂 - ポゼッション

イザベル・アジャーニのぶっ壊れ演技をしこたま堪能できる傑作。ここまでテンションが高くねじがはずれた演技はなかなかお目にかかれない。 ハリウッド映画にも同名のホラー映画があるが、こちらは1981年公開の作品で内容はまったく違う。

ハゲデブ、内気、趣味はラジコンと戦争のジオラマ作り、マザコン、いじめられっ子、親と同居 - 映画 好きにならずにいられない

そして43歳童貞。数え役満である。まるで日本人のようなシャイなメンタリティの持ち主が主役のアイスランド映画。端的に書くとモテないデブ男が心機一転、女をモノにするために行動を起こす映画。 同じマンションに住む近所の小学生の女の子にケーキを振る舞…

続編が出ているとは知らなかった - 帰ってきたMr.ダマー バカMAX!

今回はジム・キャリー演じるロイドが精神病院に20年滞在中という物凄い展開からスタート。出だしは2人の老けっぷりにちょっくらショック受けたけど、20年ぶりだもんな。しゃーない。ハイテンションと顔芸は健在。 ヒロイン。いや、綺麗な人なんだけど、ちと…

なんてナイーブでセンチメンタルな映画なんだろう! - さよなら、ぼくのモンスター

観始めて思う、この映画、面白い色してるな、と。 黄砂がかった映像に、昼間と夕方の狭間のような淡い情感が呼び起こされる。たとえるなら放課後の部活動のときに見たような世界かね? 作中、あまりにもドリームポップやインディ系の音楽を多用しているため…

文句なしに素晴らしいヒューマンドラマ - きっと、うまくいく

通して観たのは3回目。特定のシーンだけなら結構な回数。何度観ても面白さがなくならない映画があるけど(たとえばラピュタとか)この映画もそう。カラフルで勢いがあって、笑えて泣ける。アメリカナイズされた演出がやや目立つけど、他のインド映画と同様に…

低予算映画かと思いきや60億円もかけてたのか - センター・オブ・ジ・アース

2008年の映画。Wikipedia読むと初のフル3D映画とある。その処理で製作費がかさんだのだろうか。ヴェルヌの原作は未読。グラス無しだと2Dの紙芝居にボヤッとして不自然なCGが安っぽく感じてしまった。恐竜と船のシーンはB級映画クラスの出来で予算ケチってる…

ロリ監督が撮ったメンヘラ映画の古典 - 反撥

ロマン・ポランスキー御大が1965年に撮ったサイコホラー。主役のカトリーヌ・ドヌーヴの大きな目がこれでもかと接写されるので昔の白黒映画特有の地味さはあんま感じられない。 内容は、主役が性的なものを拒絶しているうちに精神に変調をきたしていく様をお…