2022-06-27から1日間の記事一覧

孤高の電子音楽家 - Klaus Schulze

タンジェリン・ドリームとアシュラテンペルの最初期に所属していたクラウス・シュルツ。電子音楽の可能性を切り開いた重要人物なのは間違いない。しかし、先の2組と比べるとイマイチ語られることが少ないのは長大な構成やポップミュージックから大きく逸脱し…

日本フリークの外人が日英ハーフの女の子と組んだバンド - ケロケロボニト

90年代にデビューしていたら日本でミリオン売っていたかもしれない。2014年のデビューでも日本のレコード会社うまく立ち回ればもっと人気は出ていたはず。英語メインで時々日本語で歌うスタイルはキャッチーだから。 が、デビューから数年までの音楽性は面白…

リスニング向けのテクノ - Signer – Low Light Dreams

高音をフィルタリングして摩耗させたノイズとドローンが重なった曲からはじまる。次の曲はジリジリしたパッドと心音のようなリズムが印象的。 どの曲もパッドやドローン、低音の処理が気持ちよい

マリリン・マンソンよりも遥かに才能があるのに……VAST - Visual Audio Sensory Theater (Full Album) 1998

厳かなオーケストレーションから始まり、電子音とディペッシュモード風のリズムが入り、90年以降特有の厚みのあるギターが鳴る。ボーカルと歌メロはアリスインチェインズっぽさがあるのがまた好みだ。2曲目はラジオ頭風の出だしから聖歌をサンプリングした壮…

もしかしたら本業はサウンドデザイナーのなのかもしれない - Richard Devine - Risp

電子音楽家としては知名度はかなりある方なのにあまり聴かれている印象のない(事実聴かれていない)アーティストの代表格、リチャード・ディヴァイン。俗受けの要素がないのも、踊れる要素を出していないのも原因の一つだろうけど、一番はメロディを削って…

現代のメジャーな女性ソロアーティストだと一番好きだな - ラナ・デル・レイ

筋金入りのトリップホップ好きとしてはラナ・デル・レイの声と歌い方はツボだ。アルバムはオリジナルはもちろん、インディーズや出所の怪しい未発表曲集まで聴いている。 最新作もいいけど、メロディの傾向は1stがもっとも好み。

金管楽器をメインに据えたバンド -BRAIN TENTACLES - S/T (Full Album Stream)

一聴してちょっと珍しい雰囲気になっているのは、ラッパ吹きがメンバーにいるからだろう。ベルギーのXレッグドサリーや、パットン先生のMrバングルを瞬時に思い出した。普通ならボーカルやギターの位置にあるのがラッパで、音色とフレージングにクセがあって…

スザンヌ・ヴェガとトレイシー・チャップマンを合わせたらこうなるんだろうな - Angie McMahon

ルックスよりも低めの声。ロックで伝統的なソングライター。毒が薄れてからのPJハーヴィや往年のジョニーミッチェルっぽくもある。シンプルに歌とギターだけで聴かせられるのはすごい。 おそらくデビュー前に参加していたバンド?