2022-11-14から1日間の記事一覧

ドラゴン、家を買う。

タイトルが全てのギャグ漫画

山賊ダイアリー - 岡本健太郎

東京から故郷へ帰り、空気銃と罠で猟を行う男の話。 シンプルな絵柄と嫌みのない語りとで猟と料理が語られる。 外連味のある描写やセリフ、展開もないのでリアリティしかない漫画。

Handley · Born Under A Rhyming Planet · Jamie Hodge

youtu.be テクノ。某ユニットの別名義(初期名義?)だけど本体よりいい。

やれたかも委員会

童貞力。誰にでもあるようなこそばゆい青春の話。話の展開やオチは伝統芸能なみのワンパターン。 無料で全話読めるのはありがたい。 https://www.sukima.me/book/title/densyobato_yaretakamob01/ [全話無料(全42話)] やれたかも委員会 分冊版 | スキマ | 全…

本格派貧乏グルメ - レトルト革命

B級グルメマンガ家のブロン園田が贈る、レトルト革命! たとえば安いレトルトカレーに、赤ワイン、炒めたまねぎペースト、固形スープの素、月桂樹の葉、ガラムマサラ、チョコ1個を入れると・・・!? レトルトとは思えんコク出てますわー! https://www.sukima…

コテコテのデスゲーム - 家族対抗殺戮合戦

小心者のサラリーマン・鞠山雅彦は妻と二人の子供、認知症の母と慎ましく暮らしていた。そんなある日、町から人が消えた!? 戸惑いの中、呼び集められた場所にいたのは7つの家族と巨大な人形たち。そして始まる強制参加のレクリエーション。逃げることは許さ…

ゆとりやくざ

タイトルが全て。まったく期待を裏切らない展開は安定感の極み。

ちびっ子料理人無双 - ミスター味っ子

才能は経験も実績も努力も全てを踏み躙ることができるという見本の漫画。クッキングパパと違って作者は実際に作ってはなそう。

眠れなくなるほど面白い図解睡眠の話

常識的な内容から、最近わかってきた事柄まで睡眠についてたっぷり語られている。冷える食べ物が夕食にいいとは知らなかったが、なるほど確かにそっちの方が入眠しやすい。

エクスタシー - アーヴィン・ウェルシュ

3つのケミカルロマンスからなる中編集。アメリカの某バンドはこの本からバンド名を拝借している。 1つ目は中年女性ロマンス作家の自立と男に対する復讐が描かれている。しかし、作中のロマンス小説がとんでもなくつまらないのが残念。 2つ目はフーリガンと薬…

アーヴィン・ウェルシュ - シークレット・オブ・ベッドルーム

作家としての円熟味を感じさせる作品。ドラッグと暴力よりもアルコールと恋愛の比重が高い。主人公は嫌なやつではあるけど周りからは好かれているイケメンキャラクターなのも珍しい。超自然的な要素がファクターとなっており、スティーブンキング的なラスト…

完全教祖マニュアル - 架神恭介 辰巳一世

タイトルを本気にして読む人はいないだろう。軽口のような文体は読みやすく、浅く狭く気軽に宗教について知りたい人向けの本。

ポルノ - トレインスポッティングの続編

ラストにレントンが仲間を裏切ったトレスポから9年後の物語。30代半ばといえばもはや人生の明暗がくっきりついている頃であり、愛すべき主要登場人物たちは残念ながら成熟よりも劣化が目立ってしまっている。 今回はレントンよりもシックボーイの視点がメイ…

好き好き大好き超愛してる。- 舞城 王太郎

タイトルだけで読む気が失せる本があるとすればこれは最高峰ではなかろうか。半分以上我慢して読んだけど、ラスト数ページまでワープして強制終了。金出して買った本だったらかなりこめかみにきてただろう。かなり前に読んだ阿修羅ガールは普通に面白かった…

マラボゥストーク - アーヴィン・ウェルシュ

ウェルシュの小説の人気投票があったら最下位争いに食い込むと予想される作品。凄惨な内容が問題なのではない。過去、現実、空想の物語の内、空想パートの出来がぶっちぎりで退屈なのだ。ウェルシュの短編作品に時々SFっぽいものがあるが、そちらも大体は酷…