2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
愛すべきアホたち。ライブが始まる前からニヤついてるボーカルが良い味を出している。私服なのか、本人としてはドレッシーに決めたのかわからないようなファッションも高得点。https://youtu.be/y4Ca3fZsYP0?si=G6cwdPVa3iUrmZVHステージというよりは、どこ…
架空都市の物語とはいえ、イラン系の監督なので全体的にアラブ色強し。夜に映える美しいモノクロ映像は一見の価値があり、今作の最大の特徴。クラブや自宅以外では音楽があまり流れないため、白黒の画面とあいまって静謐な印象。センスも技術もあってお洒落…
トランス系のアーティストとして90年代から活動しているUBAR TMAR。主にサイケデリックトランス寄りの曲を作っているが、この曲は往年のエピックトランスに通じるポップさがある。日本人ならではのこのアイデアは、祭りを体験しているような高揚感があって思…
死の錬金術師 VS 大前田の殺し屋 !死刑判決を受けたヤクザの元組長が、復讐のために共犯者(通称 先生)の悪行をぶちまける話。ノンフィクションというのが信じられないくらい劇的で入り組んだ展開を見せてくれる。話マシマシ盛り盛りのヤンキーのなれの果…
オヤジギャグそのもののタイトルに脱力するけど、中身は超真面目な将棋漫画。奨励会の年齢制限にひっかかる26歳までにプロになれず退会、無気力にカラオケボックスの店員をしていた主人公が、また将棋を指しはじめプロを目指すという流れ。昔のサンデーにあ…
だいぶ昔にきいたことがあった曲。ふとfunky funkyの腰砕けなフレーズが頭に浮かんで無性に聴きたくなり探したところすぐ見つかった。ジャズヒップホップといえばATCQがすぐに思いつく。wiki情報によるとブルーノートからサンプリングできる権利を持っている…
フーリガンが激しく暴れまくっていた時代、マンチェスターユナイテッド等の非公認ファンクラブに同行したアメリカ人ライターが、イングランドの若者たちの無軌道なご乱行の数々(飲酒、暴力、強盗)を記録した本。この本ではフーリガンは、熱狂的なサッカー…
スペインのインダストリアルユニット、エスプレンドー・ジオメトリコの91年作。ブチュ、ビチュ、グジュ、ジャーと、変調した原始的な電子音が鳴り、低音を極端にカットして歪ませたリズムの上にイスラムっぽい歌がのる。AMラジオで聴いたら余計に楽しい音質…
原題は暴走狂花。真面目に観ると損をする、色々と気にしてはダメな映画。頭が疲れて何も考えたくない時に観るとか、酔っ払った時に友達と観るとか、そんなシチュエーションに向いている。主役の一人はわざと大袈裟な演技をするし、クドくて笑えないジョーク…
全体を通して、SFにもホラーにも聴こえるのに、オーガニックっぽさも感じられるアルバム。リズムレスでパッド系の音が空間に漂い、その背後から抽象的な音響がチリチリと鳴っている。一時間半ずっとこの調子なので音響系に慣れていないと即座に消してしまい…
刃牙と修羅の門を足して松岡修造で割ってみました、みたいなこの上なく暑苦しい作品。設定も技も展開もすべてにおいて既視感があってなんだかなあ、という印象。これは戦略的にツギハギしながら作っているのだろうか。絵柄のためか、登場人物は多くともほぼ…
これはなんとも奇妙な本だ。ルドルフ・ヘスの数奇極まる人生の前半を年表の如くこと細かに並び立て、後半の囚人生活を甘美な回想を含めた作者の主観で補完するというもの。ナチスの誕生と隆盛を扱っていても血生臭さはなくその点は肩透かしを食った。どこま…
https://youtu.be/5aF5vIi0Vms?si=_PjEoDFgVXmMyf78最初にMVもあるAdjust(男色満開でちょっと引いてしまった)を聴いたときは、録音した素材を編集・加工する定番の手法で作っているのかと思っていたが、後日観たライブではリアルタイムで演奏していてびっ…
https://youtu.be/HbAD3U7p8gE?si=K20LBI8tnGVLWgWa1982年作。快楽度の高い耳馴染みの良いベースに、ディレイ、リバーブ、フェイザーを駆使したリズムとサウンドエフェクトが重なる王道のダブアルバム。マッシヴアタックの某曲で使用されたベースラインがあ…
何の本だったか、集中力がない人はいないと読んだことがある。筆者曰く、怠惰な人でも漫画やゲームや恋愛であれば時間を忘れて夢中になるから。なるほど、言われてみればそうだ。この本は沢山の例を出しながらフロー状態の解説を行ってくれる。半ば自己啓発…
電気料金のメーターをチェックする人が仕事開始から首になるまでの話。1件調べて40円。10,000円稼ぐには250軒回らなければならない。漫画の舞台は鹿児島だけど、東京や都会ならまた事情は違うのだろうか? 一軒家がちょこちょこ生えた土地ではなく。巨大…
ロカビリーを凶悪にしたようなグルーヴィなイントロから血圧上昇が確定。デス声に頼らないシャウトしまくりのボーカル、ピアノやホーン系の音色まで登場するフリーキーな展開の先に合唱系のアツすぎるサビが炸裂! 二度目のサビの後にかまされる強靭なリズム…
テリファー2を観た観客が吐いたとか昔のB級映画の煽りみたいなニュースで知った作品。ネットにアップされていた2の切り刻まれるシーンを観たらなるほどこれはいかつい。U-NEXTに1があったので閲覧。マリリン・マンソンみたいなお化粧ピエロがひたすら理不尽…
読んでいて恥ずかしくなるほど(褒め言葉)直球の青春学園漫画。生徒会の活動を中心に添え、定番の学校もののイベントがズラリ。怪我で挫折した元球児と主人公の距離感が甘酸っぱすぎる。脇の2人(生徒会長と庶務)も主役をはれるほどの良キャラ。むしろこっ…
https://youtu.be/ucOv4OE30aI?si=nfLL8M_u-6ZUNyarSkypeを使用している時点でもはや懐かしい。Skypeは、完璧に覇権を取れるほどのサービスだったけど、後発にガンガン追い抜かれてしまい、落ち目ってしまった。今もまだ存在しているのかは不明。teasmがある…
アメリカのグラインドコア、PIG DESTROYERの3rd。2004年作。コンセプトアルバムらしい。尋常ではない勢いのドラムと尖ったギターのリフが曲を引っ張り、ボーカルは喚き散らしているアグレッシブなもの。不気味なサウンドエフェクトや音声を散りばめるのはこ…
子どもたちの悪戯により事故死したピエロが甦って復讐するホラー映画。素敵すぎるタイトルはニコニコ動画で決まったらしい。まったく高校生に見えないヒロイン(右)と、ホラー映画では必ず殺されるタイプのビッチ系女子。低予算映画ゆえにか、殺し方はなか…
テッキーテッキーのボイスに合わせて腰の横で手を回す仕草はライブやイベント向きのアクションとはいえ、なかなかダサい。ま、そこが癖になるのだけど。曲は歪んでビキビキした音色のシンセが爆ぜるアッパーなもの。2014年とかEDM全盛の頃にリリースされてい…
ネットニュースで彼女の死を知ったとき、やっぱりそうなったかと思った。酒や薬でどうしようもなくぶっ飛んだ映像が出回っていたし、泥酔状態でライブ会場に現れ、まともに歌えない彼女に客たちが大ブーイングをしたという情報もあったからだ。似た場合の訃…
最初にこのアーティストを知ったのは、民族音楽をクラブミュージックに落とし込んだ通称バングラビートの流行りを追いかけているときだった。ファンダメンタルの首謀者アキ・ナワズが作ったnationというレーベルのコンピレーションを買ったのが最初だったは…
若い頃の話から組織の崩壊までを一作で描いているため前半はダイジェスト版を見せられているような錯覚に陥る。暴力、強盗、麻薬、服役、裏切り、抹殺のフルコースが繰り広げられるが何か物足りない。鑑賞中に、なるほど、タランティーノ最大の功績は犯罪映…
https://youtu.be/S9L0jHolCKI?si=yPfT0CwHioXwWMSP読み方はゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ。ウェールズ出身のサイケバンドである。アウトサイダー・アート然としたジャケットからして新興宗教じみたかほりが漂う。当然中身も一筋縄ではいかないものだ…
なぜハンドボールはここまでマイナーなのだろう?バスケとサッカーのファンを両方とも取り込めるようなハイブリッドなゲーム性なのにまったく流行っていない。たぶん、世界の大多数の人はハンドボールをやったことがないだろうし、ほとんど見たこともないの…
そいや、LAST DAYS OF HUMANITYのライブってどんなんだろう思ってyoutubeで検索したときに見つけたバンド。ステージで唸ったり絶叫するのは、ジムでストイックに走ってそうな女の人、腹筋が見えてるから実際に鍛えてそう。他のメンバーも女性のみで、血生臭…
狼と人間の禁断の愛を、激しく、氷のように透き通った切なさをもって描く……というコテコテでメルヘンチックなものを期待していたけど、実際はメンヘラチックな女の人がホームレスになるまでを綴ったなんとも微妙なものだった。言葉が通じない以上、人に懐い…