文明から断絶された孤島の灯台を舞台に、未知のモンスターとの戦いとエディプスコンプレックスを描いた変な映画。
アバターみたいな肌の色のモンスター、灯台に住み着いたオヤジ、新たに派遣された夢破れた若者の三者がメイン。
まったく嬉しくない髭面オヤジのサービスカット。
大量のモンスターが駆け上がってくるシーンはワクワクする。
ジャケを見てホラーや派手なサバイバルものを期待すると肩透かしを食らうが、ファンタジーや大人の童話として観れば面白い。水棲のモンスターが出てくるのだから、できればもっと海中のシーンを増やして欲しかった。
原作は未読。絶海の荒寥とした島の雰囲気からなんとなくブロンテの嵐が丘っぽいのではないかと予想する。機会があったら読んでみたい。