インドかぶれのセレブ王子が掻き鳴らすグルーヴィなロック - クーラシェーカー

90年代のブリットポップムーブメントでデビューした数多のバンドの中で最もグルーヴが効いた音を出していたのがこのクーラシェーカー。

90年代のイギリスは、インドやパキスタン系の移民アーティストが自身のルーツを感じさせる音楽をリリースし、バングラビートなどと呼ばれて一定の支持を得ていた。そんな折に突如あらわれたのがこのバンド。白人で構成されたバンドがインド色の強いロックをやるのはビートルズ以来の伝統とはいえ結構なインパクトがあった。

ボーカルの血筋やルックスの良さが語られることが多かったが、メンズウェアなどのハイプと違ったのは音もちゃんとよかったこと。

解散、再結成後も日本では根強い人気があり、再結成後は頻繁に来日していた印象がある。

これは名曲。

ゆったりしたナンバー。インド人のコーラスあり。

このMVだとなんか遅く聴こえるのは気のせい?

全英2位を獲得したナンバー。