屈葬

尻子玉は存在しない

思春期の性と友情を描いた童話 - ブルーマインド

U-NEXT加入後、R15で検索した映画でタイトルとジャケに興味を持ったものをまとめてマイリストに入れた結果、やたらとメンヘラ度が高い作品とかち合うようになった。これもその一本。

新しい学校へ転校してきた主人公はクラスのイケてるグループに混ぜてもらおうとするが舐められっぱなしで序列は最下位のまま。背伸びして出会い系を利用したり、クラスメイトの男と関係をもったりしているうちに体の異変に気づく。

転校直後の主役の描写や、仲良くなった友達との会話の端々から思春期特有の哀愁を感じた。万引きして警備員から逃げきった橋の上で笑い合う場面なんかはリアリティがあってよかったなぁ。

生々しい性的な場面があるので家族と観れば茶の間が凍りつくこと必至。深読みやメタファーがそこここにばら撒かれているので再見したらまた違う印象がありそうだ。

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自分の体のことで駄々をこねる主役。

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賢者モード

ラストのシーンを映像化したいがために監督はこの作品を撮ったのかもしれない……と考えるほど強靭な美しさがあった。