エクゾスカル零

ディストピアのSFに鎧物(聖闘士星矢みたいな)を足したバトル漫画。あいさつ代わりの軽い戦闘を終えた後に、いきなり最終ボス戦のような濃密な戦いが始まる魅せ方は見事。古色蒼然とした命名と言葉遣いには旧日本軍風のものを、聖書やダンテの著作から受けたであろうインスピレーションからは西洋風の神話体系を感じさせる。そして、この作家特有のフェチズムとゲイ臭は今作も満開であり、裸と筋肉の描き込みにはただならぬ妖気が漂っている。

 

エクゾスカル零