ジャケットの素晴らしさはテクノ界随一?!
音はいわゆるビッグビートの残り香。ほぼ全曲アップテンポで曲調も展開も大サービスでオーバープロデュース気味なほど詰め込んでいる。
トータルではカラフルなはずなのにその印象よりもとっつきにくさと奇抜さが目立ってしまうのは、ミキシングと男性ボーカルの声ネタを多用しているからではなかろうか?
もっと曲の輪郭をクリアにして女性ボーカルを声ネタとして使っていれば巷の評価も違ったはず……あと曲順だ。たとえば11、12、13曲目を前半にもってくるべきだった。この3曲まで辿り着けない人もいただろうから、もったいない。同時期のケミカルのサレンダーよりも遥かに面白いことをやってるのに。