Ableton Live 12では、MIDIノートをスケールに合わせる方法は「Fit to Scale」ボタン以外にもいくつか存在します。状況に合わせて使い分けると非常に便利です。
主な方法をまとめました。
1. 「Fit to Scale」ボタン(一括変換)
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概要: MIDIエディタの左側にあるボタンです。
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動作: 選択されている(または全ての)MIDIノートを、現在設定されているスケール内の最も近い音に強制的に移動させます。
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注意: すでに打ち込んだ後に「力技」でスケールに収めたい時に適しています。
2. MIDI変換ツール「Arpeggiate / Connect / Ornament」
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概要: Live 12から追加されたMIDIジェネレーターやトランスフォーメーションツール(クリップビューの左側タブ)です。
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動作: これらのツールを使用してノートを生成・変形する場合、クリップのスケール設定が有効になっていれば、生成されるノートは最初からスケール内に配置されます。
3. MIDIノートの直接ドラッグ(スケール意識の移動)
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概要: クリップの「Scale」モードがオンの状態で、ノートをマウスで上下にドラッグします。
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動作: スケール外の音には移動せず、**スケール内の音だけに吸着(スナップ)**するように動きます。これにより、手動で動かしてもミスが起こりません。
4. スケール・ハイライト(視覚的なガイド)
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概要: ピアノロールの背景に、スケール内の音に色がつく機能です。
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動作: 厳密には自動クオンタイズではありませんが、「Scale」ボタンを有効にすると、スケール外の音がグレーアウト(または非表示)になるため、打ち込む時点でミスを防げます。
5. MIDIエフェクト「Scale」デバイス
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動作: 打ち込まれたMIDIデータ自体は変えずに、リアルタイムで演奏・再生される音だけを特定のスケールに矯正します。
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利点: 元のMIDIデータの位置を変えたくない場合や、適当にキーボードを弾いても外さないようにしたい場合に有効です。
Live 12の新機能:グローバルスケール
Live 12からは、コントロールバー(画面上部)でプロジェクト全体のスケールを設定できるようになりました。これに「フォロー」させておけば、新しく作るクリップすべてに自動的にそのスケールが適用されるため、手動でFit to Scaleを押す手間が減ります。
特定のスケールに沿ったメロディを自動生成する方法など、より踏み込んだ操作について詳しく知りたいですか?