Ableton Live 12の「グローバルスケール(スケールモード)」は、非常に便利な機能ですが、現在の仕様ではデフォルトの35種類の中にユーザーが独自のスケールを「追加」したり「編集」したりする直接的な機能はありません。
しかし、実質的に独自のスケールで作曲を進めるための回避策や、別の新機能「チューニング・システム」を使った高度な方法があります。
1. 「スケール・デバイス」のプリセットを自作する
昔からの定番の方法ですが、最も確実です。
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詳細: デバイス上のタイルをクリックして、自分の好きなスケール(音の構成)を作ります。
2. 「Fold(折り畳み)」機能を使った擬似カスタムスケール
特定のクリップ内だけで独自のスケールを使いたい場合に有効です。
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手順: 1小節目の頭などに、そのスケールで使いたい音(例:ド・レ・ミ♭・ファ・シ♭など)をすべて打ち込みます。
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手順: 打ち込んだノートをすべて選択し、
0キーを押して「消音(ミュート)」状態にします。 -
手順: MIDIエディタの左上にある**「Fold」**ボタンを押すと、打ち込んだ音(=自作スケールの音)の列だけが表示されるようになります。
3. 「チューニング・システム」を利用する(高度な方法)
Live 12の新機能「チューニング・システム」は、グローバルスケール設定を上書きして動作します。
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概要: 標準の12音音階(12-TET)以外の調律を定義する「.ascl」ファイルや「Scala(.scl)」ファイルを読み込めます。
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方法: 自分でScalaファイルを作成して読み込ませれば、理論上はどんな音階(マイクロトーンなど)も定義可能です。ただし、これは「スケールの選択」というより「楽器の調律そのものを変える」操作に近くなります。
4. Max for Live デバイスを使用する(Suiteユーザー向け)
有志が作成した「Custom Scale」などの名前が付いたMax for Liveデバイスを使用すると、標準のリストにはないスケールをシステム全体に適用させることが可能になります。
結論として
現時点では、公式のドロップダウンリスト(35種類)を直接書き換えることはできません。特定の自作スケールをよく使うのであれば、**「Scaleデバイスのプリセット保存」か、「Fold機能用のMIDIクリップをテンプレートとして保存」**しておくのが、最も制作効率が良い方法です。
独自のスケールで、具体的にどんな響き(例えば特定の民族音階など)を作りたいといったイメージはありますか?それに合わせた具体的な設定方法をご案内することも可能です。