腐りかけまで熟したバナナの使用方法?

熟しきって皮が黒くなったバナナは、糖度が最大まで高まり、質感も柔らかくなっているため、実は料理や製菓において「最高の状態」と言えます。
そのまま食べるには抵抗がある場合でも、その甘みと粘り気を活かした活用法がいくつかあります。
### スイーツ・パンへの活用
* **バナナブレッド・パウンドケーキ**
フォークで潰して生地に混ぜ込むだけで、砂糖を減らしても濃厚な甘みと香りが楽しめます。熟したバナナの水分が生地を驚くほどしっとりと仕上げてくれます。
* **パンケーキの生地に混ぜる**
卵とバナナを混ぜるだけで「小麦粉を使わないパンケーキ」も作れます。通常のホットケーキミックスに加える場合は、バナナの水分を考慮して牛乳の量を少し減らすのがコツです。
* **バナナジャム**
輪切りにして少量の砂糖とレモン汁と一緒に煮詰めます。トーストやヨーグルトに合う、芳醇な香りのジャムになります。
### 料理の隠し味
* **カレーのチャツネ代わり**
細かく叩いてカレーの仕上げに加えると、スパイスの角が取れて、深みのある甘みとコクが生まれます。欧風カレーやフルーティーなカレーを好む場合に適しています。
### 保存とクイックデザート
* **まるごと冷凍して「天然アイス」**
皮を剥いてラップに包み、冷凍庫へ。半解凍の状態で食べると、ねっとりとしたジェラートのような食感になります。
* **砂糖なしのバナナシェイク**
冷凍したバナナと牛乳(または豆乳)をミキサーにかけるだけで、シェイクのような飲み物になります。熟したバナナなら、ガムシロップなどを足さなくても十分に甘いです。
### 扱う際のポイント
* 皮に黒い斑点(シュガースポット)が出ている程度なら問題ありませんが、皮が破れて中身が変色しすぎていたり、酸っぱい臭いやアルコール臭がしたりする場合は、傷んでいる可能性があるため使用を控えてください。
熟成したバナナ特有の粘り気と濃厚な風味は、新鮮なものには出せない魅力があります。まずは手軽な冷凍保存や、潰して混ぜるだけの焼き菓子から試してみてはいかがでしょうか。