タイトルだけは素晴らしい - みんな、ボドになった。(分冊版)唐草ミチル 夏目晶 peep

差別や陰湿な上下関係が残る閉鎖的な村で行われる奇祭を描いた土着系ホラー……といっても超常的な話はなく、身勝手な大人の事情満載の因習に皆が犠牲になる展開。

全体的に出鱈目なストーリー運びが目立つ。伏線っぽい匂わせや謎とバレが変なタイミングで炸裂し、行き当たりばったり過ぎてわざとやってるのかと思うくらいだ。完成度は低く、ニ回と読みたい作品ではない。

せめて舞台設定を現代ではなく、簡単に連絡がとれたり、調べることができない昭和か平成初期くらいにしておけばもっとスムーズに違和感なく物語を進められたのでは、と思う。