それは「セッションビュー」で、あるクリップを再生したはずなのに、その下の段(スロット)にある別のクリップへ自動的に再生が移り、そこでループしてしまっている状態ですね。
これは、Ableton Liveの「フォローアクション(Follow Actions)」という機能がそのクリップに設定されていることが原因です。
フォローアクションが有効になっていると、「このクリップを1周(または指定の長さ)再生したら、自動的に下のクリップに移動する」という命令が裏で働いてしまいます。
これを解除して、そのクリップだけをその場で延々とループさせるための解決手順を箇条書きでまとめます。
フォローアクションを解除する手順
-
問題のクリップ(上のクリップ)をダブルクリックする
-
画面下部にクリップのインスペクター(詳細設定画面)を表示させます。
-
-
「Clip」ウインドウを確認する
-
画面左下にある「Clip」と書かれたセクション(タイトルバーが「Clip」になっている枠)に注目します。
-
もし「Clip」セクションが小さく畳まれている場合は、文字の左側にある「三角マーク(▲)」をクリックして展開してください。
-
-
「Follow Action」のスイッチをオフにする
-
「Clip」セクション内、またはそのすぐ隣に「Follow Action」と書かれたトグルスイッチ(、あるいは「▶|」のような矢印と縦線のアイコン)があります。
-
このボタンが黄色(オン)に点灯しているはずですので、クリックしてオフ(グレーアウト)にします。
-
原因を完全に断つためのポイント
もし「新しく空のクリップを作っただけなのに、なぜか最初から下のクリップへ移動する設定になっていた」という場合、その上の段(トラック全体、またはシーン全体)に対してフォローアクションが設定されている可能性があります。
-
クリップビューのさらに下にある「Follow Action」欄を確認する
-
クリップの設定画面に「Follow Action」という独立したレーン(倍数や、Next、Otherなどの指示が書かれた場所)がある場合、そこにある数値や命令をすべてクリア(または「Action」の項目を「None」に変更)してください。
-
これで自動的に下のスロットへ逃げてしまう挙動が止まり、選択した上のクリップがその場でしっかりとループレコーディングや再生を繰り返すようになります。