なぜハンドボールはここまでマイナーなのだろう?
バスケとサッカーのファンを両方とも取り込めるようなハイブリッドなゲーム性なのにまったく流行っていない。たぶん、世界の大多数の人はハンドボールをやったことがないだろうし、ほとんど見たこともないのだろう。
そんな不遇のスポーツを取り上げたのがこの作品。漫画特有の大袈裟すぎる描写と王道の展開の連続で既視感はあるものの読みやすい。各キャラクターも個性的で感情移入しやすいのも良。
レベルアップの特訓やきっかけになる試練がちょっと露骨すぎるけど、最終回まで楽しく読ませてくれる。