https://youtu.be/S9L0jHolCKI?si=yPfT0CwHioXwWMSP
読み方はゴーキーズ・ザイゴティック・マンキ。ウェールズ出身のサイケバンドである。アウトサイダー・アート然としたジャケットからして新興宗教じみたかほりが漂う。当然中身も一筋縄ではいかないものだ。こんなに珍妙でヨレたサウンドをせいぜい20歳くらいのメンバーで作っていたのはある意味早熟ではなかろうか。やっぱ親がヒッピーだったとか?
彼らが活発に活動していた頃は。UKではブリットポップが全盛だった。オエイシスのようなBeatles直系のバンドがゴロゴロいたシーンでも、ここまでドリーミンな変態音楽は少なかったから浮いてたんではなかろうか。(クーラ・シェイカーというインドかぶれはいたが……)
いま調べたらバンドは2006年に解散済。2003年の最後のリリースまではUKチャートで100位以内には入っていたので信者はそれなりにいた模様。
なんとボーカルは現在ティーンエイジファンクラブの正式メンバーとしてキーボードを弾いている。
95年リリースのこのアルバムは、意外なことに初聴時よりもずっと気持ちよく面白く聴けた。他のアルバムも攫ってみたい。