サイケデリックトランスの雄 - GMS

一時のGMSの勢いは凄かった。マイナーなジャンルにしては30万枚以上の売り上げがあり、本体の活動以外にもレーベル運営やリミックスワークも絶好調、ボタンプッシャーだと思われるがライブアクトとしての存在もぶっちぎっていた。サイケデリックトランスの黄金期に最も活躍したアーティストといっても過言ではない。

フルオン、ダークサイケが台頭しだすとGMSにしては緩いアルバムを出し、次第に1200マイクログラムスの活動が活発化していく。

2018年に残念ながらバンジーが癌で死亡、以降リクタムのユニットとなった。

https://youtu.be/cLaKGRsjWhw?si=gTumEB3TE0ebM36L

個人的にはこのアルバムが彼らの最高傑作。2000年のリリースなので音圧が低めだが、トリッキーなメロディとグルーヴのキャッチャーさ、スキのない曲展開が1曲目からラストまで続く。