原作者のクライヴ・バーカーみずから監督した1作目をのぞくと、一番好きなのがこの4作目。
2127年の宇宙基地から始まる導入部からしてもはや笑わせにきているのかと思いきや、数世紀に及ぶ因縁を含んだ壮大な復讐劇の舞台装置として機能させるのは凄いアイデア。
今作でパズルボックスを作った職人と、作成を依頼し悪魔を呼んだ貴族の存在が明らかになり、物語を一気に畳みにきている。事実、今作以降はピンヘッドは喪黒福造化していく。
このシリーズは、ピンヘッドの台詞が俗に言う中二病全開なので、真面目に観ていると噴き出してしまうのが困りものである。
2022年に1作目のリブートが公開されているが、まだ未見。なんとピンヘッドが女性になっているのだ。
https://youtu.be/joWhidDl-Mw?si=7e7ER5nRgsQPgU0m