このグループを最初に見つけたときはかなり嬉しかったのを覚えている。全曲がホラー映画のような音楽なのだ。濃霧の中からやってくるような怪しげなキーボード、不安をかきたてるノイズ、オカルト映画ばりにエフェクトされた女性の声。一部の曲はわかりやすいいリズムがついたり、クラブミュージックやボディミュージック系統の曲もあるが、ほとんどはもっと陰湿で演劇的で密室風なものだ。
相当なハイペースで曲をリリースしており、Discogsではメンバーのクレジットは2人しかされていないが、Wikiにはワールドワイドなプロジェクトとあるので関わりのあるアーティストはもっといるのだろう。
手作り感あふれるPVは、綺麗だけどメンヘラっぽい女の人が適当に踊ってるものだったり、ホラー映画の場面をコラージュしたものだったりと期待を裏切らないZ級で好印象。