屈葬

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時計仕掛けのオレンジ[完全版] - アンソニー・バージェス

久々に読む。通算四回目かな。キューブリックのスタイリッシュな映画も最高だけど、より悲惨な小説も素敵だ。削られていたラストは賛否両論あるだろうけど、個人的には好きだ。

眠れなくなるほど面白い図解睡眠の話

常識的な内容から、最近わかってきた事柄まで睡眠についてたっぷり語られている。冷える食べ物が夕食にいいとは知らなかったが、なるほど確かにそっちの方が入眠しやすい。

エクスタシー - アーヴィン・ウェルシュ

3つのケミカルロマンスからなる中編集。アメリカの某バンドはこの本からバンド名を拝借している。 1つ目は中年女性ロマンス作家の自立と男に対する復讐が描かれている。しかし、作中のロマンス小説がとんでもなくつまらないのが残念。 2つ目はフーリガンと薬…

アーヴィン・ウェルシュ - シークレット・オブ・ベッドルーム

作家としての円熟味を感じさせる作品。ドラッグと暴力よりもアルコールと恋愛の比重が高い。主人公は嫌なやつではあるけど周りからは好かれているイケメンキャラクターなのも珍しい。超自然的な要素がファクターとなっており、スティーブンキング的なラスト…

完全教祖マニュアル - 架神恭介 辰巳一世

タイトルを本気にして読む人はいないだろう。軽口のような文体は読みやすく、浅く狭く気軽に宗教について知りたい人向けの本。

ポルノ - トレインスポッティングの続編

ラストにレントンが仲間を裏切ったトレスポから9年後の物語。30代半ばといえばもはや人生の明暗がくっきりついている頃であり、愛すべき主要登場人物たちは残念ながら成熟よりも劣化が目立ってしまっている。 今回はレントンよりもシックボーイの視点がメイ…

好き好き大好き超愛してる。- 舞城 王太郎

タイトルだけで読む気が失せる本があるとすればこれは最高峰ではなかろうか。半分以上我慢して読んだけど、ラスト数ページまでワープして強制終了。金出して買った本だったらかなりこめかみにきてただろう。かなり前に読んだ阿修羅ガールは普通に面白かった…

マラボゥストーク - アーヴィン・ウェルシュ

ウェルシュの小説の人気投票があったら最下位争いに食い込むと予想される作品。凄惨な内容が問題なのではない。過去、現実、空想の物語の内、空想パートの出来がぶっちぎりで退屈なのだ。ウェルシュの短編作品に時々SFっぽいものがあるが、そちらも大体は酷…

金持ち父さん貧乏父さん

存在自体は知ってはいたものの、ネットワークビジネスをやってる人たちの聖書として名高かったので手に取らなかった。 普通の労働よりも金を動かして儲けろ、という時流にあった内容。続編やボードゲームは興味ないけど良い本だったのは間違いない。

サンカの真実 三角寛の虚構 - 筒井功

サンカはかつて日本に存在していた山の民、流浪の人々のことくらいしか知識がなかったので何か本を借りるべぇと思い立って調べたところ、三角寛というのがサンカ研究の大家らしいとわかった。しかし、三角寛の著作は本人の妄想で書かれたフィクションレベル…

マンハッタン少年日記 - ジム・キャロル

ディカプリオ主演のバスケットボールダイヤリーズの原作本。アッパーとダウナーを間違えてラリって試合に出たり、屋根の上で夜空を見ながら自慰行為に耽る話ももちろん出てくる。 作中の経過時間はかなり早く13から17歳までを一気に駆け抜けていく。久しぶり…

怪しいアジアの暮らし方 - クローン黒沢

内容も場所もバラバラ。まさに寄せ集め。

影響力の武器

返報性の原理や権威付の例などここ10数年ほどでよく見かけるような心理学が載っており、これが元ネタかと思う。

今すぐ始められるウェブライター入門 

ホイホイなトラップ。これは読む必要なし。検索して出てくる程度の浅い内容だけ。

ゼロリセット

いきなり前世に関係があるとか出てきてすぐ削除した。

★ FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え データを基に世界を正しく見る習慣 アンナロスリング・ロンランド、オーラロスリング、ハンス・ロスリング

これは素晴らしい。義務教育の最終年辺りで全員読むべき本。世の常識とデータと真実の認識が良い方向に変わってくれる。

仁義なき戦いの〝真実〟 美能幸三 遺した言葉 鈴木義昭

広島ヤクザ戦争の当事者にして仁義なき戦いの元ネタである美能幸三へインタビューして作った本。裏話や初めて知る話が多くて大変面白く読めた。

投資ド素人が投資初心者になるための 株・投資信託・つみたて NISA・iDeCo・ふるさと納税 超入門

投資や節税について殆どなにも知らない人がメインターゲット。株、イデコ、ナーサ、ふるさと納税などを網羅。読めばそこそこ理解できてしまう素敵な本。チャートの読み方やおすすめの戦略まであってとても親切。

日本では珍しいネオヒッピー系の文学小説 - デッドエンドスカイ - 清野栄一

音楽とドラッグを描いた青春文学。面白いパートと退屈な章の落差がひどい。この後付けによるバランスの悪さは反面教師にすべし。特に、幻想文学風のオーストラリアの話は丸々カットしても良かったのでは。

怪しいアジアの怪しい人々 - クローン黒沢

内戦や虐殺の傷跡が今よりもはっきり残っていた東南アジアが舞台。ロリ買いの変質者や金目当ての現地の女に騙される日本人の話が満載なのは90年代らしい。クローン黒沢がマジコンの販売に携わっていたのは知っていたけど、まさかこんな行き当たりばったりな…

怪しいアジアの暗黒食生活 - クローン黒沢+明日香翔

一時アジア関連でよく見かけたクローン黒沢。これまでに雑誌に載ったルポやエッセイは読んだことがあれど単行本を手にするのは今回が初めて。検索すると現在も活動してるんだな。 今作は共著となっており、山師丸出しの明日香翔が話す(書いた)内容を元に構…

オカルティストのたわ言 - アイレスター・クロウリー 法の書

うはあ、のっけから「本書は非常に強力な魔術的パワーを秘めています」と書いてあって失笑。 で、ページを開くと、 1.<ハド>よ! <ヌイト>の顕現。 ※ルビでマニフェスティションと読む。 うーむ、だいぶステージが高い。 パラパラめくると ビコーズなどもう…

フーリガン戦記 - ビル・ビュフォード

フーリガンが激しく暴れまくっていた時代。マンチェスターユナイテッド等の非公認ファンクラブに同行したアメリカ人ライターが、イングランドの若者たちの無軌道なご乱行の数々(飲酒、暴力、強盗)を記録した本。この本ではフーリガンは熱狂的なサッカーフ…

M.チクセントミハイ - フロー体験入門―楽しみと創造の心理学

つだったか何の本だったか、集中力がない人はいないと読んだことがある。筆者曰く、怠惰な人でも漫画やゲームや恋愛であれば時間を忘れて夢中になる、かららしい。なるほど、言われてみればそうだ。 この本はもっと沢山の例を出しながらフロー状態の解説を行…

魔界都市〈新宿〉 - 菊地秀行

自分でも意外だが、なんと初菊地秀行。有名な作家だし、菊地秀行が原作のアニメですら数作観たことがあったが(YouTubeでだが)今まで一度も手に取らなかったのは、内容が漫画のようなものだと知っていたからかもしれない。1982年に今作でデビューということ…

月と六ペンス - サマセット・モーム

久々に真っ当な文学作品に手を出した。思わせぶりなタイトルは裸のランチみたいもので内容には関係がない。ゴーギャンについては最低限以下の知識しかないため実像とは較べることはできず。 主人公は完全に狂言回しに徹しており、冷静でまともな人物。中盤ま…

御池 鮎樹 - 裏口からのDTM―パソコンで音楽の世界は無限に広がる!

ブックオフオンラインで200円ほどだったので他の本とあわせて購入。DTM全般を取り扱っていると言えなくもないが、内容は偏っていて役に立たず。後半、ACID Expressとsound fontに相当なスペースが割かれているのはちょっとした狂気を感じた。2004年の本にし…

あなたもこうしてダマされる - ロバート・レヴィーン

だましの手口とだまされる心理 日常に潜む広告とマーケティングの話がメイン。

60年代のハードボイルド - さむけ - ロス・マクドナルド

探偵が殺人事件を解決する話。途中で投げ出しそうになったが、最後まで読んで良かった。まさかそんなオチだったとは。当時はヒッチコックのサイコばりの驚きがあったことだろう。

マーケット感覚を身につけよう - ちきりん

図書館でレンタル。本の半分は様々な例を出しながらマーケット感覚の重要さを説き、後半からマーケット感覚を鍛える方法が出てくるが、この方法がイマイチ。