本
実際の事件をもとにした絵本。 絵も文章も普通すぎて退屈。
ちょっとスピリチュアル過ぎるかな
殺しをやめた殺し屋が組織と否応なく戦うという最近の日本で増えた設定の小説。タフなんだが、アホなんだがわからないのがフランスっぽくはある。中盤失速、ラストに戻る。
のっけからかましてくる。若い頃より社会に貢献したり、感謝されたり、医師として人を治癒したりする人、偉人ですら晩年に苦しんだりする人が多いと。仏教を信じ込んでいる人の意見なので絶対に正しいとは言い切れるわけはないが、それにしてもいやな現実で…
タイトルに乗せられて買ったが、思ってた内容と全然違ってた
薬にまつわる小話。 どこかの雑誌で連載していた小話をまとめたもの。古い情報と古さを感じない情報が混在している。
問題です。新しくオープンするパン屋のキャッチフレーズは、どっちが繁盛する! ?A.とにかく美味しいメロンパンB.何でも美味しいパン屋さん「どっちが売れる! ?」「どっちが流行る! ?」という2択問題から学べるマーケティング入門。気鋭のマーケターが豊富な…
アル中の元刑事が娼婦の殺人事件に挑む話。 ラストの答え合わせが唐突すぎる。 登場人物を削って半分くらいの長さにしたほうがよかった。
酒の飲み方、栄養の取り方がまとめて載っている。ほぼネットにもありそうな情報ばかりだけど、飲酒前は柿、夏みかん、オレンジがゆうこつというのは初めて聞いたかも。
ひとつも良いところがない退屈な駄作。
久々にナニワ金融道を読んだら以前の時よりも面白かったので、関連本のひとつとして手に取った。 が、これがメチャクチャつまらない。20数年前の55歳が書いたにしても古臭く、基本は新橋のサラリーマンの愚痴と変わらないものばかり。最後まで読んでも講演を…
んんんん、これはほとんどケータイ小説……作者はきっと村上龍が好きなんだろうなぁ。後半の展開は大量の疑問符が頭をめぐるような意味不明な失速ぶり。そしてラストもなかなか酷い。
有名な作品でもないのに図書館では大人気、つねに10人以上の待ちがいてなかなか借りれなかった本。 酒場で一杯機嫌の40代から60代のおっさんが見知らぬ他人へ送る辛酸をなめた人生のアドバイス。一部以外はどれも頷けるもの。
2011年の大震災を契機にかかれた本。主食となるもの以外にも、甘味と鰹節と乾燥納豆は買っておかねばと思う。
タイトル通り、食から心構えなど脳に良いこと悪いことが列挙されている。
なんと、ポール・オースターが死んでいた。日本でいうと村上春樹的な作品を出していた作家で、俗受けはなくとも玄人には好かれていた作家だと思う。1989年のムーンパレスは、個人的な思い出も加味され、忘れられない作品である。
日本でも手に入りやすいフルーツについての話や食べ方がまとめて載っている。スーパーに行くたびに値段の高さに慄いてしまうけど、バナナとりんごを中心にどんどん取り入れていきたいら
発酵仮面こと小泉先生の作品。前半は虎の骨やヘビを漬けた酒とか、中国の皇帝や金持ちが食べるような高価な食材が連発。それからスッポンやうなぎなど日本人にも馴染みの深い食材が出てくる。んで、また歴史的な話と海外の話題へ。有名なマカや冬虫夏草も登…
マチルダ・オードネル・マックエルロイの 手紙と記録と 合衆国陸軍航空隊 機密公式記録文書……という設定のSF。冴えたアイデアもあるけど、そうはならんだろみたいなのも満載。
前作から10年後、土地の代わりにIT会社の株価を軸に話が進む。資産家の娘も資産家の愛人だった女も金と若さを失い地味に生きている様子が前作との落差でなかなか悲惨。今作もノワールというよりエンタメなので、嘘とセットの裏切りのカードをどこで誰が切る…
濡れ衣を着せられた鬼畜を救え。8人もの女性を強姦のうえ惨殺し、ゴミ箱へ捨てた「トラッシュマン」。その容疑で捕まったのは性犯罪常連の男だった。死刑を6日後に控えた日、鬼畜逮捕のきっかけである9人目になりかけた女性が証言は嘘だったと告白し、物語は…
運転するだけで30万円の裏バイト中、ヤクザにとっ捕まって拷問を食らい、墓穴を掘ってさあ死ぬかの間一髪で助かるオオバカナコちゃんが主役。シェフも客も変なのしかいないので途中まで楽しく読めたんだけど、アレッ?みたいな流れになってちょこんと風呂敷…
近頃の図書館の品揃えには目を見張るものがある。有名半グレ集団の初期メンバーの半自伝。本人がちゃんと書いたのかもしれないが、インタビューを文字に起こしたような編集感満載の臨場感のない淡々とした文章で自身の出目から逮捕、出所後から現在までが語…
自分でも意外だが、なんと初菊地秀行。有名な作家だし、菊地秀行が原作のアニメですら数作観たことがあったが(YouTubeでだが)今まで一度も手に取らなかったのは、内容が漫画のようなものだと知っていたからかもしれない。1982年に今作でデビューということ…
時々(月一ペース)無性に食いたくなるのがケンタッキーフライドチキン。前にホームページにカーネルおじさんの自伝がpdfであったのでDLしていて、つい最近読んだ。(現在はDL不可)料理のレシピ集から始まってKFCを売却するまでの山あり谷ありの物語。ここ…
本を人に勧めたくなることはほぼないが、この本はいろんな人に読んで欲しいと思える。小説ならではのパーソナルな感覚は映像にすると消えていく種類のもので、評価の高い映画の方はまだ観ていない。物語は1991年から92年が舞台となった書簡風の小説。語りか…
いっときアジア関連でよく見かけたクローン黒沢。これまで雑誌に載ったルポやエッセイは読んだことがあったが、単行本を手にするのは今回が初めて。検索すると現在も活動してるんだな。今作は共著となっており、山師丸出しの明日香翔が話す(書いた)内容を…
サリンジャーの作家デビュー前から引退までを描いた作品。チャップリンに女を取られたり、戦争で心をやられたり、といったエピソードは知らなかった。もし、チャップリンにウーナ・オニールを取られなかったらサリンジャーはもっと明るい人生を歩んでいたの…
良い大学を卒業した20代半ばのモラトリアムな青年が西成で78日ウロウロするだけの話。決して広くはない街で、個人を特定できそうな情報を出すのは大丈夫なのだろうかと心配になるものの、作者本人にはもっと体を張って欲しかったというのは酷だろうか?西成…
これはアイデア賞。小説の書き出しから 今日、マーはまだ生きている。ときたもんだ。カミュの異邦人で、ムルソーが殺したアラブ人の弟が主役という設定はちょっと卑怯すぎる。異邦人が好きな読者なら気になってしまうだろう。しかし、内容はカミュの転落を意…