屈葬

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エクスタシー - アーヴィン・ウェルシュ

3つのケミカルロマンスからなる中編集。アメリカの某バンドはこの本からバンド名を拝借している。

1つ目は中年女性ロマンス作家の自立と男に対する復讐が描かれている。しかし、作中のロマンス小説がとんでもなくつまらないのが残念。

2つ目はフーリガンと薬害事件被害者のロマンス。これを最初に持ってきていた方が良かったと思う。スローモーションで訪れるラストの光景が切ない。なお、16歳の頃のマーク・レントンが途中で出てくる。

3つ目はこれまでの王道ウェルシュ路線。売人と真っ当なタイプの女性のロマンス。エクスタシーとLSDの描写が多々ある。