怪しいアジアの怪しい人々 - クローン黒沢

内戦や虐殺の傷跡が今よりもはっきり残っていた東南アジアが舞台。ロリ買いの変質者や金目当ての現地の女に騙される日本人の話が満載なのは90年代らしい。クローン黒沢がマジコンの販売に携わっていたのは知っていたけど、まさかこんな行き当たりばったりな内情の会社だったとは。2回は読みたくないけど、下世話な話が好きな人にはおすすめできる本。