テリファー 終わらない惨劇

前作以上のエンタメ。スプラッター好きには間違いのない作品。全米が吐いたのキャッチフレーズで有名な今作。冒頭から気合の入った人体破壊があり、無理な人はここで見るのをやめるのが無難。世界初のスプラッター映画である血の祝祭日のオマージュともとれる描写があったり、漂白剤を体に振りかけて擦り付けるなど悪質さは前作以上。

今作の欠点は長すぎること。90分前後が多いホラーに138分は長すぎる。そのためピエロも主役も、逃げて見つかって倒して甦ってと、日本のバトル漫画よろしくのシーソーゲーム状態になってしまっている。特に後半のファンタジーっぽいところは必要だったのだろうか。

エンドロールの途中からまた5分程度続編を匂わせる物語がある。