ブックオフの100円コーナーで購入。男の消費活動をビジネス仮面、恋愛仮面、父親仮面、仲間仮面、自分仮面、そして素顔の6つの分類に分けてアプローチ。
合間合間に島耕作の弘兼憲史や、モンハンのプロデューサー、テレビや雑誌関係者のインタビューが入る。懐かしい言葉を使うと皆、ちょいワルオヤジ風なんだな。オッサンたちが得意気に「モテるとは〜」と話しているのをみるとチト眩暈がしてくる。
ニッチな隙間を狙ったマーケティングもあるとはいえ、それでも100万人以上の市場なので書いてることは中庸というか真っ当というか、媚び過ぎというか、面白みのないものだった。それがマーケティングというものなのだろうか。
この本から有益なアイデアや情報をみっちり搾りとれる優秀な人もいるだろうけど、俺はイライラしただけだった。数十年後にはこの時代の消費傾向の資料として役に立つのかも。