小沢一郎ばりのチャーミングな涙袋やシミのアップを見せる挑発的なカメラワーク。
外人が撮った鮨映画。日本人だとこのテーマをわざわざ映画にしようとは思わないだろう。NHKの出番だわな。
鮨をスローモーな映像にクラシック音楽をかぶせるカットを多用して高級感を演出してるが、おっさんしか出てこないので絵的には地味である。唯一、魚市場の映像とアフリカンな音楽を融合させた場面は動きがあって引き込まれた。
宝石のように輝く魚。垂涎。
このシーンは本人の性格をあらわしてるのかも。食ったそばから箸投げるんだから。
アヒル口カメラ目線のお宝カット。
次郎をヨイショし続けるおっさん。こいつの出番は丸々カットしても良かったのでは。
日米のトップに振る舞う二郎