かなり久しぶりに再読。カッコ良すぎるタイトルに惹かれて買ったんだっけ。
元妻を殺され、娘を誘拐された警官が主人公。復讐に燃える戦闘マシーンと化すわけだけど、一応ヒロインらしい相方と、敵役の大ボスの方がキャラ的にはずっと魅力的だったりする。
乾いた土地や乱雑な飲み屋の描写は臨場感があって読んでいて容易に風景が浮かんでくる。
大ボスとの対決にまったくページを割いていないため肩透かしというか、あっさりというか、不思議な読後感を得られた。
プロット自体はわかりやすい復讐モノのアクションなのに、なぜ映画化しないのだろうと検索してみたら、2023年にされていてびっくり。