最近途中で読むのをやめた本を2冊 - 誰も知らない男 なぜイエスは世界一有名になったか、カクテル・ウェイトレス

昔は買ったものでも借りたものでも最初から最後まで鑑賞するようにしていたが、現在はひっかかりがない本、映画、漫画、ゲームは最後まで付き合わなくなった。

「誰も知らない男 なぜイエスは世界一有名になったか」図書館で借りたのはいいが、思っていた本ではなかった。キリストは青白い痩せこけた繊細な男ではなく、元大工なのでパワフルでアグレッシブなキャラクターだった、みたいな下世話な裏話を期待していたが、100年前のモラルの本だけあって真面目すぎる。退屈だった。

「カクテル・ウェイトレス」はかの有名な「郵便配達員は2度ベルを鳴らす」の作者が最後に書いた本。郵便〜は通して3回は読んだことがある。ジム・トンプスンの元ネタみたいな文体と展開がキャッチーで気に入ったのだな。しかし、このカクテル〜はフックが感じられず出だしからすでにつまらなかったので途中で読むのやめた。