屈葬

尻子玉は存在しない

★今作は監督最大の持ち味である嗜虐性が遺憾なく発揮された傑作に - ゴーストランドの惨劇

マーターズの監督がトールマンの次に発表した作品。のっけからラヴクラフトネタで期待値が上昇。人形や悪趣味な玩具だらけの危なすぎる屋敷と、畸形っぽい敵役が出てくる頃にはもう夢中になっていた。

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が……一旦夢オチが挟まれテンションが駄々下がりに。しかし、これは後の悪夢的な展開の前フリとわかり一安心。

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ボコボコに殴られて額や顔が変形したところにシュールなメイクを施され、暴力的な人形遊びの相手をさせられる陰惨なシーンには既視感が。何の映画だっただろう? 悪魔のいけにえではないし……ああ変態村か。

姉妹が屋敷から逃げ出すシーンの美しさは必見。そこからラストまで全力で突っ走ってくれた。