見よう観ようと思いながらずっと放置していた映画。U-NEXTに入らなかったら観ることなかったかもしれない。
いろんな期待を裏切られた作品。まず、ヴィンセント・ギャロがいじけ虫の嘘つき男を演じてるのが意外だった。ジャケ写見る限りではタフでハードボイルドな雰囲気出してたのに、始まって喋った瞬間にアレ、みたいな。
んで、クリスティーナ・リッチはアダムスファミリーの頃より倍くらいふくよかになっていた……美形ではあったけど。出演時は18歳!
二人がそろうともう風俗嬢とそのヒモの口だけ達者なバンドマンにしかみえない。ハミ出したリッチの乳と、ギャロのイキり具合が絶妙なんだな。
出だしの小便のエピソードはあからさますぎるメタファー。
オヤジの歌がはじまったときはデヴィッド・リンチの世界に迷い込んだような気分になったぜよ。