2024-06-01から1ヶ月間の記事一覧
この映画(ドキュメンタリー)は、カートの死の疑惑を扱っているものだから、最初からコートニー・ラブに不利な立場で描かれている。つまり、フェアではない。たとえ結果的にカートが死んで一番得をしたのがコートニーだとしても……莫大な遺産、カートが死ぬ…
この曲の歌手、デビッド・バーマンはすでにこの世にいない。曲が発表された数カ月後に五十二歳で死亡。長らく薬物やメンタルヘルスの問題を抱えており、オーバードーズや自殺未遂も起こしていたようなので、恐らく自殺ではなかろうか。アコギに時折感傷的な…
「FINISH HIM!」のフェイタリティで有名なアメリカ産の格闘ゲーム。スト2のヒットにあやかって作ったのは間違いなくて、本家には真似のできない残酷描写を盛り込むことによって人気を博し、現在まで続くシリーズに。95年に映画化されたのが本作。大ボスのヒ…
ネタバレあり。出演者を知らずに鑑賞したところ、ウガンダoh yeah! でアカデミー主演男優賞を取ったフォレスト・ウィテカーが出てるじゃないか。ブチ切れた演技をかましてくれるのかと見ていたがウィテカーは早々とリタイヤ、彼が死んでからは話が別の方向へ…
https://youtu.be/gE0UqLnF3OA?si=mh3VFmMQZr5NyQNV相変わらず完成度は高く、曲も粒揃いで不思議なほど聴きやすい。しかしながら、R.I.Pやghettovilleのような傑作アルバムと比べると物足りなさがある。ここ10年でよりジャンルは曖昧なものとなった。さまざ…
まず、これはタイトルがよくないよ。有名な俳優もいないマイナー作品なのに、プライマル・レイジでは情報不足だ。宣伝マンには、殺戮ビッグフット - 森の狂獣 - みたいな頭の悪い邦題をひねり出して欲しかった。物語は、ムショから出所した旦那を嫁が迎える…
BarrabasのNever in This Worldのイントロをループさせた夜に合いそうなロマンティックなトラックに、やたらスキルフルで感情的なラップが乗る。当時、エミネム以外でこんなに上手い白人ラッパーがいるのかと驚愕したものだ。https://youtu.be/CfaVFhA64L4?s…
悪趣味なバラエティ番組を漫画にしたもの。関係や因縁のある2人が出てきて、一致か不一致かで勝ち負け(得るもの、失うもの)が決まるルール。この一致不一致というルールがどうにもいい加減で、説得しようが納得しまいが実質なんとでもなってしまう。Aを押…
ネタバレありタイトル通りである。後頭部に鉄筋が刺さった男の一日が描かれている。業界にしがみつきたい落ちぶれた広告マンが主役。若かりし頃にコーラの宣伝文句を作ったことの成功体験が忘れられずにいる。独立後は上手くいかず、かつての友人や同僚を訪…
https://youtu.be/noNcHNoWvUM?si=6pxbyyftw7NSMTDRベス・ギボンズが歌った瞬間にポーティスヘッドっぽさが醸し出されるのは当たり前として、メロディはポーティスの1stや2ndのよりも、サードアルバムに近いテイスト。楽曲は打ち込みよりもギターや弦楽器を…
前情報から、ボクシング・ヘレナとesの合いの子かと予測していたけど、遠からずといったところ。両の作品よりも低予算でシンプルなため、いろいろと地味である。一番不思議なのは、彼らの生活費はどうしているのだろうという現実的なもの。とってつけたよう…
https://youtu.be/E0Cwy1Hcijo?si=ac5by0zAPLX5Is1J邦楽特有の(喜多郎とか)いなたさがあるイントロからさっそく郷愁を誘われる。そこにダンディズムとナルシシズムが混じった男性ボーカルがセンチメンタルなメロディーを感情たっぷりに歌う。うん、すごくい…
https://youtu.be/4PaRyFqHVZ0?si=U16QjAc75c9KCYcz左右のチャンネルでアレンジが違うという攻めたサウンドだけど、曲自体はポップ。フランス語の女性ボーカルものとして普通に聴いても瑞々しい躍動感があり、オシャレである。
自称バイナリージェンダーで特別になりたいと願う全方位に喧嘩を売りまくる迷惑サブカル女子が主役。彼女に友達はゲイの男一人しかおらず、学校でも浮きまくっている。こういう子は、日本人なら高円寺や下北付近に住んでキモい目の指輪なんかをしているのだ…
https://youtu.be/QYrbre86XSw?si=1BcJk1xcF6BKhHly電子音楽ばかりを聴いてると、アーシーなジャズやブルーズを聴きたくなる。プログラミングによるジャストすぎるタイミングとはかけ離れた緩いグルーヴと、アナログ感を欲してしまうのだな。ロックやオール…
病気の妹の命を救うために殺人鬼になった高校生が主役。人を殺さないと一日をループしてしまうという設定で、最初から考えていたのか後から付け足したのか、そこへ色々な条件が加わっていく。愛する家族を救うためという免罪符で他人を殺しまくり、気がつけ…
https://youtube.com/playlist?list=PL36T-gsYukAQTd96qhDzaRaPgM-r02d_T&si=och2_Y5Je4PlQDKz6月から9月くらいまで無性に聴きたくなるアルバムのひとつ。オールディーズみたいに甘酸っぱくて優しいロック。夏と海との相性抜群。
https://youtu.be/IXTVfgP7NFE?si=bUk05gtXi2B4ZHfi数あるグラインドハウス映画の中でも、史上最悪の映画として、映画史に汚点を残す超過激映画。スナッフフィルムを撮影する監督の狂気の暴走を描く。「可能な限り残酷過激で、しかも法に触れない映画を作っ…
マンガワンで連載されていた作品。笑える要素も多かったので悲壮感は低めだけど、全体的に出血が多く、人体の解体など人によってはトラウマ必至な残酷すぎる描写があるため閲覧は注意が必要。マンガワンでも途中から残酷な描写があると注意書きを載せるよう…
ジャケット買いしたくなるほど禍々しくも美しいアートワーク。TOOLみたいな音のバンドはないか探している時に見つけたんだっけ。https://youtu.be/FPu37U8ZJVI?si=dawRqZ1xDgkUqBIX劇的な曲構成と呪術的なリズム、ダークさには共通点はあれど、ボーカルは大…
ノイバウテン及びニック・ケイブ界隈の歌姫。蓮っ葉(死語)なルックスと声だけど、曲自体はドリームポップの源流のような空気感がある。この曲を名曲たらしめているのは下降していくピアノのフレーズで、一回聴いたら忘れない。https://youtu.be/TylcuxIYW2…
有名な作品だからてっきり反戦文芸作品の大作かと思いきや、ブラックユーモアとインモラルなエロに彩られたとんでもない怪作だった。超能力は出てくるわ、小人症の皆さんが芸を見せてくれるわ、ウナギのシーンはえぐ過ぎるわ、現代の映画だと絶対に公開でき…
https://youtu.be/1lTseaEvDSQ?si=4Q5YsHxa-jnuWtQFかつて、このタイトルトラックが含まれていたアルバムはブックオフの250円コーナーの常連だった。リリース時は、ビッグビートやブレイクビーツ、デジロックが流行っていた頃で、中堅どころのFSOもそのカテ…
原作者のクライヴ・バーカーみずから監督した1作目をのぞくと、一番好きなのがこの4作目。2127年の宇宙基地から始まる導入部からしてもはや笑わせにきているのかと思いきや、数世紀に及ぶ因縁を含んだ壮大な復讐劇の舞台装置として機能させるのは凄いアイデ…
https://youtu.be/wENVFA-U9to?si=e6f67noUhg8kTMzLビリー・アイリッシュの楽曲を作っているので当たり前なのだけど、歌メロを含めて予想以上にビリー・アイリッシュ臭が……せっかくのソロなのだからもっと違う方向性でもよかったのでは。クリードのような古…
最初にこのジャケットを見たのはいつだったか……中学生のときに読んだ雑誌、邦楽のアーティストがお気に入りのアルバムをあげているコーナーとかインタビューだったはず。その時の話の内容は覚えてないけど、ジャケットの印象は、荒いモノクロ効果も手伝い、…
有名な作品だし、名画ランキングの常連作なので昔からタイトルは知っていたけど、紹介されている画像がどれもつまらなそうなのでずっとスルーしていた。歴史に残る傑作だとか、フランス映画最高の恋愛映画と言われてもこういう画像(作中劇のシーン)を見る…