北海道ザンギ 都内某所某店

期待して飯食って失敗した典型だぜよ。名店とは書かれてなかったけど、それなりに歴史のある店だから楽しみにしてたんだな。

北海道ザンギってのは要は唐揚げのことで、呼び名は独特でも見かけはお馴染みってもの。ちょろっとくすんだ茶色してたかな。そりゃ俺だってケンタッキーみたいに脂ドロドロでスパイスをふんだんに塗したパンチーな味を期待したわけではないけどさ、にしてもお粗末な味だったと言わざるを得ないね。

ちょっとしたスーパーの唐揚げ以下なんだよ。まじで、本気で、トゥルーで。掛け値なしに普通。いや、むしろ普通以下だった!

多分、多分なんだけど、俺の個人的な意見なんだけど、使ってるバードが、いやチキンが、肉がそもそも平凡だったんじゃねえかってこと。だって、丁寧に時間かけて作ってるらしいのにこの程度の味じゃあ別の原因を探りたくなってくるだろう? 正味なところ。まさか良い材料を使って本気で作ってこれもんならその店のオヤジのスキルは、価値は、費やした時間は?ってなっちまうよな。

スーパーのバイトのBBAがルーティンで作った唐揚げに惨敗!じゃあ切なすぎるからな。

んで、俺は無意味に料理を頼んで飲んで帰った。